過去2週間、国際コンテナ・ターミナル・サービス(ICTSI)やセンチュリー・パシフィック・フードなどの銘柄に対する買い越しにより、海外投資家がフィリピン総合株価指数(PSEi)を6,400ポイント台へと押し上げた。
海外勢が買い越しに転じ、国内勢の利益確定売りを吸収したことで、PSEiは6,400の節目を突破した。同指数がこの水準を上回って引けたのは、2月10日の6,474.60以来となる。
市場の上昇は、米国のインフレ鈍化データを受けたものだ。6月の消費者物価指数(CPI)は3.5%、生産者物価指数(PPI)は0.3%の下落となった。アナリストは、これらの資金流入が世界的な金利懸念の緩和や、フィリピン中央銀行による政策金利の4.75%への引き上げに関連していると分析している。
7月21日には指数が81.92ポイント下落して6,333.80となり、7月22日には65.59ポイント下落して6,267.85で引けた。証券会社の幹部は、この調整について、原油価格の上昇や指数構成銘柄の変更を控えた動きを反映したものだと指摘しており、中期的なサポートラインは企業収益に支えられているとみている。