李在明大統領は、大統領の家族をめぐる不正疑惑を調査する特別監察官を迅速に任命するよう国会に改めて要請した。姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は記者会見で、制度的な監視という民主主義の原則を挙げ、その必要性を強調した。与党は迅速な対応を約束したが、野党はこれを政治的パフォーマンスだと批判した。
ソウル、4月19日(聯合ニュース)-- 姜勲植大統領秘書室長は日曜日の記者会見で、李在明大統領が、大統領の家族をめぐる不正を調査する特別監察官の任命手続きを迅速に開始するよう国会に改めて要請したと発表した。
姜室長は、李大統領が独立した監察官の役割を、大統領の配偶者や近親者による不正を監視し、公職者の綱紀粛正を図り、国民の信頼を高めるために不可欠なものと考えていると強調した。「李大統領は『すべての権力は制度を通じて監視されなければならない』という民主主義と国民主権の原則に基づき、監察官の任命が必要だと考えている」と姜室長は述べた。「大統領が確固たる意志を表明しているため、国会には迅速に手続きを再開するよう求める」
このポストは朴槿恵政権下の2014年に設置されたが、2016年以降は空席が続いている。法律に基づき、国会が15年以上の法律実務経験を持つ候補者を3人推薦し、その中から大統領が1人を選任することになっている。李大統領は大統領選の公約としてこのポストの任命を掲げていたが、進展は停滞していた。
与党「共に民主党」の韓秉道(ハン・ビョンド)院内代表はフェイスブックを通じて、党として「迅速に」法的手続きに着手する意向を示し、最大野党である「国民の力」に対し、冷静に応じるよう求めた。一方、「国民の力」は、李大統領の要請を6月3日の地方選挙を控えた「政治ショー」だと非難し、大統領府(青瓦台)に対し、野党が推薦する候補者を受け入れるよう要求した。