トリニダード・トバゴの作家が、未発表の短編小説を対象とした地域文学賞を受賞した後、疑惑の目を向けられている。SNSユーザーらは、ジャミール・ナジール氏がAIを使用して応募作品を作成したのではないかと指摘した。
5月初旬、コモンウェルス財団は「ショート・ストーリー・プライズ(短編小説賞)」の地域別受賞者5名を発表した。ナジール氏もその一人だった。SNS上のユーザーらは、同作に見られる不自然な言い回しや隠喩をAI関与の証拠として挙げた。作中には「彼らは彼女をズーンギーと呼んだ。それは名前だったのかもしれないし、雨が形を成してそのまま留まることにしただけなのかもしれない」といった一節がある。同財団の事務局長ラズミ・ファルーク氏は、すべての応募者はAIを使用していないことを確認しており、二度にわたって宣誓していると述べた。その翌日、ファルーク氏はタイムズ紙に対し、組織として現在の審査プロセスが十分なものか再検討する必要があるかもしれないと語った。