3月に発表された16冊のロングリストから、2026年女性小説賞(Women’s Prize for Fiction)は6冊の最終候補作を選出しました。デビュー作家や独立系出版社からの作品に光を当てた選考となっており、選ばれた作品は人間関係や社会的な役割を深く探求しています。受賞者には賞金3万ポンドとブロンズ製のベッシー像が授与されます。
最終候補作は以下の通りです。『Flashlight』(スーザン・チョイ著、Jonathan Cape, Vintage, Penguin Random House UK)、『Dominion』(アディ・E・キッチンズ著、Europa Editions UK)、『The Correspondent』(ヴァージニア・エヴァンス著、Michael Joseph, Penguin Random House UK)、『The Mercy Step』(マーシャ・ハッチンソン著、Cassava Republic Press)、『Kingfisher』(ロージー・ケリー著、Saraband)、そして『Heart the Lover』(リリー・キング著、Canongate)。
今回の選出は、複数のデビュー作や初めてノミネートされた出版社など、新しい才能を浮き彫りにしています。これは、1996年以来続く、英国で出版された英語の女性小説を称えるという同賞の伝統を受け継ぐものです。審査員団の委員長は元オーストラリア首相のジュリア・ギラード氏が務め、審査員にはモナ・アーシ氏(詩人、小説家、エッセイスト)、サルマ・エル=ワーダニー氏(作家、司会者、詩人、講演家)、カリアド・ロイド氏(作家、ポッドキャスター、俳優、コメディアン)、アニー・マクマナス氏(作家、放送作家、DJ)が名を連ねています。
受賞作は2026年6月11日にロンドンのベッドフォード・スクエア・ガーデンズにて、女性ノンフィクション賞とともに発表される予定です。