Rapplerは3月27日、国際刑事裁判所(ICC)の「被害者信託基金(TFV)」事務局長を迎えたAMA(Ask Me Anything)セッションを開催する。このイベントでは、フィリピンの麻薬戦争関連事件における被害者への支援に関する質問を取り上げる予定。Rapplerの記者リアン・ブアンがデボラ・ルイス・ベルドゥスコ博士にインタビューを行う。
フィリピンのマニラにて、Rapplerは3月27日(金)午後8時より、国際刑事裁判所(ICC)の被害者信託基金(TFV)事務局長であるデボラ・ルイス・ベルドゥスコ博士を招いたAMA(Ask Me Anything)セッションを開催すると発表した。インタビューはRapplerの記者リアン・ブアンが担当し、一般からの質問は、3月27日正午までにRapplerアプリ内の「Justice and Crime」チャットルームにて、またはイベント当日にライブで受け付ける。視聴者はRapplerのページまたはYouTubeチャンネルから視聴可能であり、iOS/Android向けアプリ、もしくはウェブ版から参加できる。同チャットルームでは、ICCの公聴会に関する最新情報の共有や、ジャーナリストや専門家との交流が引き続き行われる。今回の投稿では、ICCの法的手続きにおいて被害者が中心的な存在であることが強調されているが、ロドリゴ・ドゥテルテ前フィリピン大統領に関する公判前審問は、主に検察側と弁護側の応酬が中心となっていた。協力者を含む内部関係者の証言は、有罪判決を導く上で重要である。被害者の経験は、共通の法的代理人を通じて法廷で語られる。TFVには「容疑者有罪判決時の被害者への賠償」と「家族およびコミュニティへの支援」という2つの任務があり、後者は事件として正式に受理されていない被害者も対象となるなど、より広範な範囲をカバーしている。これはフィリピンの事例において極めて重要である。なぜなら、麻薬戦争やダバオ・デス・スクワッドによる数万人の殺害が発生している中で、検察が立件したケースはわずか数十件に過ぎないからである。