ボルチモア・レイブンズは、かつてピッツバーグ・スティーラーズに所属していたベテラン・クォーターバックのスカイラー・トンプソンと契約した。この補強により、先発のラマー・ジャクソンを支えるQB陣の層が厚くなる。今回の契約は、NFLネットワークのイアン・ラポポート記者が5月4日に初めて報じていた。
レイブンズは2026年5月4日、公式SNSを通じてスカイラー・トンプソンとの契約を正式に発表した。同日、イアン・ラポポート記者は、レイブンズが同ベテランQBの獲得を予定しており、一時的に5人のQBを登録する可能性があると報じていた。カンザス州立大学出身で、マイアミ・ドルフィンズのドラフト7巡目指名を受けたトンプソンは、2025年シーズンをスティーラーズで過ごした。オフシーズンに加入後、プレシーズンゲーム3試合で498ヤード、4タッチダウンを記録する活躍を見せ、そのうち1試合のジャクソンビル・ジャガーズ戦では3タッチダウンを挙げ、過去30年以上でスティーラーズのQBとして初の快挙を達成した。最終的に第3緊急QBとして開幕ロースター入りを果たしたものの、9月の練習中にハムストリングを負傷し、シーズン終了まで故障者リストに入ることとなった。レイブンズは、タイラー・“スヌープ”・ハントリーと再契約を結んだほか、ドラフト外フリーエージェントのディエゴ・パビアとジョー・ファグナーノを獲得しており、バックアップ陣の強化を進めている。トンプソンはこれまでにレギュラーシーズンで3試合に先発し、2022年のバッファロー・ビルズとのワイルドカード・プレーオフにも出場しており、通算成績は721ヤード、1タッチダウン、3インターセプトとなっている。最後にフィールドに立ったのは2024年だった。なお、スティーラーズが2025年にアイルランドのダブリンへ遠征した際、トンプソンは襲撃され金品を奪われる被害に遭っており、犯人は現在も逃走中である。