7月1日にPrime Videoで配信が開始された『キューティ・ブロンド』の前日譚『Elle(原題)』について、リース・ウィザースプーンの功績が大きく評価されている。本作はエル・ウッズの10代の頃を描いており、製作総指揮を務めたアカデミー賞俳優のリースは、新人レクシー・マイントリーを抜擢するきっかけとなった公開オーディションの実施を強く推進した。
リースは前日譚のアイデアを自ら発案し、製作総指揮のキャロライン・ドライスとローラ・キトレルに対し、90年代の高校生活に関する鋭い洞察を提供したものの、脚本家チームへの過度な干渉は避けた。ドライスはPeople誌に対し、「彼女は物語の細部にまで立ち入ることはしませんでした」と語り、リースが時折投げかける「金言」が、当時の雰囲気をより本物らしくするのに役立ったと明かした。
監督のジェイソン・ムーアは、リースが自身の子供であるエヴァ・フィリップ、ディーコン・フィリップ、テネシー・トスの母親としての経験を活かしつつ、会議では柔軟な姿勢を保っていたと指摘した。製作総指揮のローレン・ノイシュテッターは、リースが2024年9月から数千件に及ぶ公開オーディションテープの審査を求め、その結果2025年1月にレクシーのキャスティングが決定したと語っている。
本作は、エル・ウッズがハーバード・ロー・スクールに入学する前の「ベンド・アンド・スナップ」時代を探求する物語である。関係者によると、リースは制作陣が自由に創造性を発揮できるよう、あえて一歩引いた立場で関わっていたという。果たしてエル・ウッズは不変のアイコンであり続けるのか、それともこの前日譚が全く新しい物語の始まりとなるのだろうか。