5月4日、与党「共に民主党(DP)」が推進する、前政権下の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権における検察による証拠捏造疑惑を追及するための特別検察官法案をめぐり、与野党の対立が続いた。同法案は、李在明(イ・ジェミョン)大統領に関連する8件を含む計12の係属中の事件を対象としている。最大野党の「国民の力(PPP)」は、李大統領を保護するための憲法違反の試みであるとして非難した。
ソウル、5月4日(聯合ニュース)-- 5月4日、与党「共に民主党(DP)」が、前政権下の尹錫悦政権において検察が当時野党代表であった李在明氏を起訴するために証拠を捏造したとする疑惑を調査するための特別検察官法案を強行しようとしたことをめぐり、与野党が激しく対立した。疑惑には、北朝鮮への違法送金疑惑や開発汚職スキャンダルなどが含まれている。
この法案は、特別検察官に対し、係属中の12の事件(うち8件は李大統領に関連)の引き継ぎ権限を与え、捏造が判明した場合には捜査の継続または中止を決定する権限を付与するものである。DP主導の国会特別委員会は、1カ月にわたる調査を木曜日に終え、偽証やその他の容疑で31人の証人に対する告訴状を提出した。DPはその日、公正性を確保するために独立した調査が必要であると強調し、同法案を一方的に提出した。
李大統領は、洪翼杓(ホン・イクピョ)政務首席秘書官を通じて、「与党として、国民の意見を取り入れ慎重な議論を経て、具体的な時期や手続きを決定するよう」DPに促した。洪氏は、尹政権下で露呈した違法行為を挙げ、この調査は「不可欠」であると述べた。
最大野党の「国民の力(PPP)」は、この動きを、停止中の裁判から李大統領を保護するための明白な試みであり、三権分立を損なうものだと強く非難した。PPPの議員らは月曜日に国会で緊急会合を開き、これを「李氏の犯罪を帳消しにする」ための取り組みであると糾弾した。6月3日の地方選挙を控え、DPが支配する議会が法案の可決を目指していることから、緊張状態は今後も続く見通しである。