3月26日に行われたマイアミ・オープン準々決勝で、エレナ・リバキナがジェシカ・ペグラを2-6, 6-3, 6-4で下し、逆転勝利を収めた。第2セット中、ペグラがフラストレーションを爆発させ不適切な言葉を口にする一幕があり、放送中にスカイスポーツの実況アナウンサーであるジョナサン・オーヴァーエンドが謝罪する事態となった。リバキナは準決勝でアリーナ・サバレンカと対戦する。
カザフスタンのエレナ・リバキナが、マイアミ・オープンでの逆転劇により、ジェシカ・ペグラに対する自身の強さを改めて証明した。試合序盤、落ち着かない様子を見せたリバキナに対し、ペグラが第1セットを6-2で先取した。しかし第2セットに入ると流れは一変し、リバキナがリードを奪う。ペグラがセットを落とさないためのサービスゲームで2-5と追い込まれると、焦りを隠せないペグラはコーチのマーク・ノールズとマーク・マークレインのもとへ向かった。ノールズは「大丈夫、大丈夫だ。気にするな、君の方がいいプレーができている。勝てるはずだ。さあ、いくぞ」と励ました。それに対し、ペグラは「彼女はいつも同じことをやってくる」と怒りをあらわにし、自身の頭を指差してリバキナの戦術に精神的に追い詰められていることを示唆した。マークレインは「アドバンテージサイドのリターンでは、セカンドサーブをバックハンドに打つな。彼女はいつもライン際に強打してくる。真ん中を狙え」と助言した。しかしコーチングの甲斐もむなしく、ペグラは流れを止められず、試合はファイナルセットへ突入した。第3セット、早い段階でブレークに成功し3-1とリードしたリバキナは、ブレークポイントや相手のセットポイントをしのぎ切り、6-4で勝利を収めた。リバキナ自身もコーチのステファノ・ヴコフと言葉を交わす場面があり緊張感も見られたが、最後まで冷静さを保った。実況のオーヴァーエンドは「ペグラはかなり動揺しているようです。不適切な言葉があったことをお詫びします。しかし、リバキナがこのセットで完全にペグラの精神状態をコントロールしていると彼女自身が明言したのは非常に興味深いことでした」とコメントした。この勝利により、リバキナは準決勝でアリーナ・サバレンカと対戦する。