バーニー・サンダース上院議員は、大手AI企業の株式に対し50%の単発課税を行うことでAI政府系ファンドを創設する法案を提出した。この提案は、米国国民が業界の方向性に対して直接的な経済的利益と影響力を持つことを目的としている。
サンダース氏の試算によると、このファンドの規模は7兆ドル近くに達する可能性があり、全米国市民に年間1,000ドルの小切手を支給できる可能性がある。さらに重要な点として、国民が大手AI企業の取締役会の50%の代表権を保持することで、プロジェクトや政策に対して意見を反映させることが可能となる。
サンダース氏は最近のNPRのインタビューで、AIを人類史上最も変革的な技術であると評した。同氏は、雇用喪失、プライバシーの侵害、子供のメンタルヘルスへの影響、ディープフェイク、そして潜在的な存続の危機といったリスクを強調した。
バーモント州選出の同上院議員は今月初め、OpenAIのサム・アルトマンCEOと非公開で会談した。アルトマン氏はこの考えに乗り気ではなかった。サンダース氏は、この提案についてトランプ大統領とは話し合っていないと述べた。なお、トランプ大統領はこれとは別に、米国の政府系ファンド設立に関心を示している。