米上院は、FTX創設者のサム・バンクマン=フリード被告に対し、大統領恩赦や減刑が認められるべきではないとする決議案を可決した。
この法的拘束力を持たない決議案は、バンクマン=フリード被告が恩赦を求めたことを受け、水曜日に全会一致で承認された。ワイオミング州選出のシンシア・ルミス上院議員とアリゾナ州選出のルーベン・ガジェゴ上院議員が超党派の取り組みを主導した。
ルミス議員は6月17日に決議案を提出した際、「彼は法廷で裁きを受けた」と述べた。ガジェゴ議員は「彼を収監し続けろ」と付け加えた。
バンクマン=フリード被告は2023年11月、FTXの破綻に関連する7つの罪状で有罪判決を受けた。検察当局はこれを米国史上最大の金融詐欺事件の一つと形容しており、米国の顧客は80億ドル以上の損失を被った。同被告の釈放の可能性は、2044年頃までない。
ドナルド・トランプ大統領は、バンクマン=フリード被告を恩赦する計画はないと述べているが、一方で、これまでにジャオ・チャンポン氏やロス・ウルブリヒト氏といった他の暗号資産関連の人物に対しては恩赦を与えている。