CNNを立ち上げ、テレビ報道を一変させたメディア界の大物テッド・ターナー氏が水曜日に87歳で亡くなった。家族に見守られながらの最期となり、放送界と慈善活動における一つの時代が幕を閉じた。
ターナー・エンタープライズによると、テッド・ターナー氏は5月6日水曜日に死去した。同氏は2018年にレビー小体型認知症と診断されていた。87歳の同氏は、看板広告会社をターナー・ブロードキャスティング・システムへと成長させ、CNN、TNT、カートゥーン ネットワークなどを傘下に収めた。
ターナー氏は1980年、世界初の24時間ニュース専門チャンネルとしてCNNを立ち上げた。CNNは1991年の湾岸戦争の際に世界的な注目を集めた。同氏は1996年に同社を73億ドルでタイム・ワーナーに売却したが、後に経営権を手放したことを後悔していた。
メディア以外でも、ターナー氏は国連の活動に10億ドルを寄付し、米国最大級の地主の一人となった。また、1995年にワールドシリーズを制したアトランタ・ブレーブスのオーナーも務め、環境保護を提唱した。ドナルド・トランプ大統領は同氏を「史上最も偉大な人物の一人」と評した。