ソニー・ピクチャーズが、伝説的なニュースキャスターであるウォルター・クロンカイトの伝記映画の制作を進めている。Variety誌の情報筋によると、同スタジオはダグラス・ブリンクリーが2012年に著した『Cronkite』を原作に、脚本家デヴィッド・ロスリーを起用した。このプロジェクトは、CBSニュースの近年の変革をめぐる議論の中で進められている。
『スパイダーマン』などの作品で知られるソニー・ピクチャーズが、CBSイブニングニュースのアイコン的存在だったウォルター・クロンカイトを題材とした映画を製作中である。Variety誌が情報筋から確認したところによると、歴史家ダグラス・ブリンクリーの著書『Cronkite』の脚色をデヴィッド・ロスリーが担当する。ブリンクリーはライス大学のキャサリン・ツァノフ・ブラウン記念人文学教授であり、Vanity Fair誌の寄稿編集者も務めており、これまでに6冊の著作がニューヨーク・タイムズ紙の「年間注目書籍」に選出されている。2009年に92歳で亡くなったクロンカイトは、今なお信頼される放送ジャーナリズムの象徴であり続けている。同伝記は高い評価を受けており、PBSのキャスターであるロバート・マクニールはワシントン・ポスト紙の書評で、「放送ニュースの進化と力に関心のあるすべての人にとって、この本は素晴らしい読み物であり、テレビジャーナリズムにおける最も驚異的な現象であるウォルター・クロンカイトについて詳細に記録している」と評した。さらにマクニールは、ブリンクリーの著作が「彼のささいな駆け引きから偉大さに至るまで、その人物像を親密に照らし出している」と付け加えた。このタイミングは、パラマウント・グローバル傘下および編集者バリ・ワイスのリーダーシップの下にあるCBSニュースについて語られる際、クロンカイトの功績が話題にのぼることからも意義深いものとなっている。ソニーではピーター・カンとアリー・ブルームが本プロジェクトを統括する。ロスリーにとっては、ジョエル・シルバーがプロデュースした2021年の脚本『The Dryline』の獲得に続き、同スタジオとの2度目のコラボレーションとなる。ロスリーは以前、レラティビティ・メディアでストーリー部門を統括し、デジタル・ドメインでスタッフライターとして働いた経歴を持つ。現在はピーター・グーバーのマンダレイ・ピクチャーズやクリス・ヘムズワースのワイルド・ステイトとともに複数のプロジェクトを開発中である。