ソニー・ピクチャーズは、『ファイナル・デスティネーション:ブラッドラインズ』(2025年公開)の監督を務めたザック・リポフスキーとアダム・B・スタインの両氏とファースト・ルック契約を締結した。この契約には、長年開発が続いてきた『メタルギアソリッド』の実写映画化における監督就任が含まれている。2026年4月9日に「ザ・ハリウッド・リポーター」が最初に報じたところによると、二人が設立した新会社Wonderlabが、ソニーの各レーベル向けに本プロジェクトやその他の作品を共同で開発していくという。
本契約により、小島秀夫氏のステルスアクションゲームシリーズを原作とする『メタルギアソリッド』の映画化プロジェクトが再始動することになる。同作は10年以上前から制作が議論されてきた。過去には2014年からジョーダン・ボート=ロバーツが監督として名を連ねていたほか、2022年頃にはオスカー・アイザックがソリッド・スネーク役に起用されるとの報道もあったが、現時点での彼らの関与は不透明である。また、本バージョンにおける小島秀夫氏の役割についても現時点では未定となっている。
リポフスキーとスタインの両氏が手掛けた『ファイナル・デスティネーション:ブラッドラインズ』は、5,000万ドルの製作費に対し、全世界で3億1,700万ドルの興行収入を記録した。二人は声明の中で「『メタルギアソリッド』はビデオゲームに革命をもたらし、それまでの常識を覆した映画的な傑作です」と述べ、「小島秀夫が生み出した象徴的なキャラクターと忘れがたい世界観を映像化できることを、非常に光栄に思います」と語った。
Wonderlabとソニーによるファースト・ルック契約の対象には、コロンビア・ピクチャーズを通じた『メタルギアソリッド』映画版のほか、アニメ版『ヴェノム』、『The Earthling』と題されたオリジナルのSFプロジェクトなどが含まれている。『アイアンマン』や『ヴェノム』シリーズで知られるアヴィ・アラドとアリ・アラドが引き続きプロデューサーとして名を連ねているが、現時点でキャストや製作スケジュール、その他詳細については発表されていない。