『Silent Hill 2』リメイクや『Cronos: The New Dawn』を手掛けたポーランドのホラーゲーム開発会社Bloober Teamは、複数プロジェクトを同時並行で進める体制への移行に伴い、新たに3名のリーダーを任命した。現在同スタジオは、自社開発のシングルプレイヤーホラーゲーム2作品と、共同開発の5作品に取り組んでいる。CEOのPiotr Babieno氏は、この動きが過度な負担を避けつつ、長期的な安定性を確保するためのものであると強調した。
Bloober TeamはGamesIndustry.bizを通じて経営陣の刷新を発表した。これは2024年の『Silent Hill 2』や2025年の『Cronos: The New Dawn』といった近年の成功を受けたものである。これらのヒットにより、同スタジオは『Layers of Fear』のNintendo Switch 2版や、今年発売予定の任天堂独占タイトルとなる同シリーズ第3作を含む、7つの進行中プロジェクトを管理する体制となった。また同社は、Konamiと協力した初代『Silent Hill』のリメイクを予告したほか、『Cronos』の続編の可能性を含め、多忙なスケジュールを示唆している。新たに任命されたのは、ActivisionやWargamingでの経歴を持つThaine Lyman氏がスタジオヘッドに、TechlandやCD Projekt出身のKatya Baukova氏が事業開発ディレクターに、そしてKlabater SAやCD Projekt出身のMichał Gembicki氏がパブリッシング責任者に就任した。CEOのPiotr Babieno氏は「Bloober Teamは今後も2つの『ファーストパーティー』制作チームを維持し、スタジオの主要タイトルに取り組んでいく」と述べ、この拡大が市場リスクへの対応であることを説明した。同氏は「今日の市場において単一のタイトルに依存することは大きなリスクを伴う」と語り、「数だけを追う成長には興味がない。プレイヤーには絶え間ない新作の供給が必要なわけではないと考えている」と付け加えた。スタジオは「Broken Mirror Games」レーベルの下で、5つの共同開発プロジェクトに加え、2つの自社開発タイトルの制作を計画している。『Layers of Fear 3』はこの共同開発カテゴリーに含まれており、Anshar Studiosがパートナーとして関わっていると噂されている。