ゴルフ界のレジェンド、タイガー・ウッズ(50歳)は、2026年3月27日にフロリダ州ジュピターアイランドで車両を横転させる事故を起こし、物損事故を伴う飲酒・薬物運転(DUI)および検査拒否の容疑で逮捕された。呼気検査の数値は0.000であったものの、酩酊の兆候が見られたと同氏は判断され、その後約8時間拘留されたのち釈放された。
タイガー・ウッズは、2026年3月27日金曜日の午後2時(東部標準時)頃、自身の居住地であるフロリダ州ジュピターアイランドのビーチロード281番地付近(制限速度時速30マイル)の二車線道路において、劇的な横転事故を起こした。マーティン郡のジョン・ブデンシーク保安官によると、ウッズが運転していたランドローバーが、前方を走るトラック(ピックアップトラックまたは洗浄作業車と報じられている)を追い越そうとした際、高速でトレーラーに接触し、車両が運転席側に横転したという。ウッズは助手席側の窓から自力で脱出し、身体に負傷はなかったものの、泥酔に近い朦朧とした様子が見られた。もう一方の運転手も無事であり、病院への搬送は必要なかった。
保安官代理は同氏に酩酊の兆候を確認し、現場での飲酒・薬物検査を実施(同氏は不合格となった)した上で、DUIの疑いで逮捕した。マーティン郡刑務所での呼気検査では数値は0.000であったが、ウッズが尿検査を拒否したため、物損事故を伴うDUIおよび検査拒否という軽罪で起訴された。同氏は安全のため別室に収容され、約8時間後に保釈された。報道によれば、パパラッチを避けるために裏口から立ち去ったという。公開されたマグショット(逮捕時写真)には、無表情のウッズが写っている。ブデンシーク保安官は記者会見で「法の下に平等である」と強調した。ウッズ側の代理人からはまだ声明は出ていない。
ウッズの交通事故はこれが初めてではない。2017年にはジュピターでDUIの容疑で逮捕(薬物の影響を理由に危険運転として罪を認めた)、2009年には自損事故、そして2021年にはカリフォルニア州で大事故(右脚切断の危機に瀕したが、刑事罰はなし)を起こしている。最近では手術とアキレス腱の怪我から復帰したばかりで、数日前にはTGLシミュレーターのイベントにも参加していた。ドナルド・トランプ前大統領は「非常に親しい友人であり、困難な状況にあるようだ」とコメントした。また、ウッズがヴァネッサ・トランプ(ドナルド・トランプ・ジュニアの元妻)と交際しているという噂も飛び交っている。ゴルフ界からは、あるPGAプロが「タイガーのために祈っている」と投稿するなど、支援の声が上がっている。捜査は続いており、薬物の影響の可能性について疑問が呈されている。