トミー・ポールが、観客の予期せぬ乱入というハプニングを乗り越え、ロマン・アンドレス・ブルチャガを破ってヒューストンで開催された2026年全米男子クレーコート選手権で優勝を果たした。2時間40分にわたる決勝戦を制したアメリカ人選手のポールは、同大会におけるアメリカ勢5連覇という記録を達成した。
第1セット、ポールが5-1、30-15とリードしていた場面で、観客が「トミー、私と結婚して!」と叫んだ。ポールは一瞬微笑んだものの、すぐに集中力を取り戻し、冷静さを保って勝利を収めた。テニスTVがこの様子をSNSで公開すると、観客からは笑いが起こった。今回の優勝は28歳のポールにとって初のヒューストンタイトルとなり、2016年に32歳で優勝したフアン・モナコ以来、同大会で最も年長のチャンピオンとなった。これは、2022年のライリー・オペルカ、2023年のフランシス・ティアフォー、2024年のベン・シェルトン、2025年のジェンソン・ブルックスビーに続く、アメリカ勢の快進撃の一環である。ポールは昨年7月、ナンタケット島のビーチで8カラットのエメラルドカットの指輪を贈り、ペイジ・ローレンツと婚約したばかりだ。今回の優勝は、マイアミ・オープン準々決勝でアルトゥール・フィスを相手に4度のマッチポイントを逃して敗退した雪辱を果たすものとなった。テニスのATPツアーでは、近年ベン・シェルトンやカルロス・アルカラスに対しても同様の出来事があるなど、観客からのプロポーズが奇妙なトレンドとなっている。