3月30日、マイアミ・オープン女子ダブルス決勝が行われ、テイラー・タウンゼントとカテリーナ・シニアコワのペアがサラ・エラニとジャスミン・パオリーニを7-6(0)、6-1で破り、タイトルを獲得した。第1セットの5-6、40-0の場面で雨による中断があり、タウンゼントはその間に15分間の仮眠を取り、シニアコワはフライトの変更手続きに追われた。試合会場は変更されたものの、勝者となった2人は集中力を維持した。
スタジアムコートで行われていた試合は、エラニとパオリーニが第1セットの5-6、40-0でサーブを打つというタイブレーク進出をかけた局面で、雨により中断された。タウンゼントは中断中の過ごし方について、食事をとり、パートナーと話し、少しだけ仮眠をとったと明かした。「ただリラックスしていました」と語るタウンゼントは、子供の頃から完璧ではないコートでプレーしてきたため、ヤニック・シナー対イリ・レヘチカの男子決勝に向けてグランドスタンドへ会場が変更されたことについても特に気に留めなかったという。チャールズストン行きのフライトの変更に悩まされていたシニアコワは、戦略に集中した。「私たちはどうすべきか話し合いました」と彼女は言い、「攻撃的な姿勢を貫こうと決めていました」と振り返った。再開後、タウンゼントとシニアコワはタイブレークを7-0で圧倒し、第2セットも6-1で制した。この試合で彼女たちはファーストサーブのポイント獲得率75%を記録し、10回のブレークチャンスのうち5回をものにした。今回の優勝により、ダブルスの年間レースランキングでタウンゼントとシニアコワは3位に浮上し、エラニとパオリーニは6位となった。タウンゼントは「決勝戦でこのようなことは前代未聞です」と会場変更に驚きを見せつつも、試合を終わらせることを優先したと述べ、「とにかくプレーしたかったのです」と、スタンドを埋めた観客への思いを語った。今大会は雨による混乱が相次ぎ、試合の中止やスパイダーカムのトラブルといった異例の中断にも見舞われていた。