ヤニック・シナーはマイアミ・オープン決勝でイジー・レヘチカを6-4、6-4で下し、サンシャイン・ダブルを達成した。インディアンウェルズとマイアミの2大会を連勝するのは、2017年のロジャー・フェデラー以来の快挙となる。同選手は今大会、セットを一度も落とすことなく優勝を果たしており、これは大会史上初の記録である。試合は雨天中断の影響を受けたが、シナーは終始主導権を握り続けた。
世界ランキング2位のシナーは、準決勝でアレクサンダー・ズベレフを6-3、7-6(4)で退けるなど、圧倒的な強さで決勝に進出した。ハード・ロック・スタジアムで行われた決勝戦で10本のエースを記録し、今大会の合計エース数を70本に伸ばした。イタリア出身のシナーは第1セットで早々にレヘチカからブレークを奪い、再び雨による中断を挟んだ後の第2セット、4-4の場面でも重要なブレークに成功。1時間33分でタイトルを手中に収めた。今大会、決勝まで一度もサービスゲームを落としていなかったレヘチカは、いくつかのブレークポイントを凌いだものの、シナーのベースラインからの支配力と、第1セットで成功率100%(16本中16本)を誇ったファーストサーブを攻略することはできなかった。