ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)は、5月30日に「Lost Music Venues(失われた音楽会場)」展をオープンした。V&Aサウスケンジントンで開催されているこの無料展示では、英国全土の約50の閉鎖されたクラブやホールにまつわる150点以上の品々が紹介されている。
この展覧会は、昨年実施された呼びかけを通じて一般から寄贈されたポスター、会員証、写真、グッズなどを基に構成されている。展示は、1980年代のダンスホールの発展、1990年代の「トイレ・サーキット(小規模なライブハウスを巡るツアー)」会場、そしてアークティック・モンキーズやコールドプレイといったバンドへのソーシャルメディアの影響を網羅するセクションに分かれている。後半のセクションでは、騒音トラブルやライセンス問題、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる影響など、現在進行中の課題を取り上げており、ミュージック・ベニュー・トラストやセーブ・アワー・シーンといった団体からの協力も得ている。