ヴィクトリア・ベッカムは、4月24日に発売予定のGapとのパートナーシップによる全38型のコレクションを発表した。デザイナー自身が語るブランドとの初期の出会いや、自身のシグネチャースタイルで昇華させた日常の必需品に込められたインスピレーションが明かされた。価格帯は34ドルから328ドルとなっている。
ヴィクトリア・ベッカムが初めてGapに出会ったのは、1990年代初頭、イギリスで過ごした10代の頃だった。「当時のイギリスでは、他にはない新鮮で、極めてアメリカらしいブランドだと感じました」と彼女は『Vogue』に語っている。「その時の印象がずっと心に残っていたのです」。これは複数シーズンにわたるパートナーシップの幕開けであり、ベッカムはGapのクラシックなスタイルに、自身のシックでミニマル、かつテーラードな美学を吹き込んでいる。主要なアイテムには、フリースセット、カーキパンツ、Tシャツ、デニム、ロゴフーディー、そして赤い「VB」ステッチや80年代から90年代のヴィンテージ感を取り入れたスポーティーなジャケットなどが並ぶ。コレクションはデニムを起点としており、ニュートラルなカラーパレットを基調に、鮮やかなブルーやディープパープルがアクセントとなっている。ベッカムによれば、ゲルハルト・リヒターの『Two Candles』やアグネス・マーティンの『Night Sea』といった現代アートからもインスピレーションを得ているという。キャンペーンビジュアルにはモデルのミカ・アルガニャラスとリナ・チャンが起用され、マート・アラスとマーカス・ピゴットの撮影により、コンパクトなデニム・オン・デニムのセットアップやオリーブグリーンのジャケット姿が披露されている。「私のブランドは常に現代のワードローブの必需品を核として築かれてきました」とベッカムは述べた。彼女は、時代を超えて愛される高品質な日常着を作るという点で、Gapと自身の価値観が一致していることを強調した。ベッカムは、自身の細部へのこだわりによってGapの伝統を洗練させ、プレミアムな製品を世界中に手頃な価格で届けることに意欲を見せている。