ユニバーサルの『Wicked: For Good』は、北米で1億5000万ドル、海外で7600万ドルを記録し、世界開幕週末で2億2600万ドルを達成、ブロードウェイ適応作で複数記録を樹立した。ジョン・M・チュ監督、アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォ主演のこの映画は、主要市場で前作を上回り、シネマスコア「A」を獲得。休日シーズン前の苦戦するボックスオフィスに待望のブーストをもたらした。
開幕週末のパフォーマンス
ブロードウェイヒットのミュージカル適応第2弾『Wicked: For Good』は、2025年11月21日に好調スタートを切り、北米4115館で1億5000万ドルを稼ぎ出した。これはステージ・トゥ・スクリーン適応作の国内最大開幕記録で、2024年の『Wicked』映画の1億1250万ドルの開幕を上回る。海外では78市場で7600万ドルを集め、トップは英国・アイルランド(2440万ドル)、オーストラリア(860万ドル)、ドイツ(410万ドル)で、初作の5020万ドルを上回るブロードウェイ適応海外開幕新記録を樹立した。
世界合計2億2600万ドルは2025年のハリウッド開幕4位で、ディズニーの『Lilo & Stitch』リメイク(3億4100万ドル)、『Jurassic World Rebirth』(3億2200万ドル)、『A Minecraft Movie』(3億1300万ドル)に次ぐ。ミュージカル世界開幕では5位で、『The Lion King』(2019、4億3300万ドル)、『Moana 2』(3億8900万ドル)、『Frozen 2』(3億5840万ドル)、『Beauty and the Beast』(2017、3億5700万ドル)に続く。
記録と観客反応
本作は複数マイルストーンを達成、2025年国内開幕2位(『A Minecraft Movie』の1億6200万ドルに次ぐ)、ユニバーサル・ピクチャーズ開幕2位(2015年『Jurassic World』の2億880万ドルに次ぐ)、国内ミュージカル開幕3位(2019年『The Lion King』の1億9100万ドル、2017年『Beauty and the Beast』の1億7400万ドルに次ぐ)。ブロードウェイミュージカル適応初日国内最高の6890万ドル、年間最高プレビュー3080万ドルも記録。
観客の71%が女性で、シネマスコア「A」を獲得し初作に並んだ。PG指定の続編は、西の悪い魔女エルファバ(シンシア・エリヴォ)と公人グリンダ(アリアナ・グランデ)の物語を続け、ジェフ・ゴールドブラム、ミシェル・ヨー、ジョナサン・ベイリーが続投、『オズの魔法使』のキャラクターへの言及も。
業界への影響
「これは広範な訴求力を持つハリウッド映画の最高峰だ」とフランチャイズ・エンターテイメント・リサーチのデビッド・A・グロス氏は語る。「強い口コミが感謝祭から12月までビジネスを後押しする。これは大成功だ」。ユニバーサルのジム・オア氏は「1作目がこの特別なイベントの舞台を整えた」と加えた。この成功はオリジナル『Wicked』の7億5800万ドル世界興収に続き、舞台公演の2部構成を正当化、2024年比3%増のボックスオフィスに勢いを与える。