2025年の世界興行収入は約335億ドルに達し、2024年比12%増を記録、主に中国の巨大ヒット作によるもの。中国を除くと成長率は8%で、国際市場は堅調な回復を示した。ディズニーが世界で65.8億ドルを稼ぎ、Zootopia 2などのヒットでスタジオ首位に立った。
2025年の世界興行収入は、Gower Street Analyticsによると、335億ドルで終了し、2024年比ほぼ12%増となった。この数字には、中国のNe Zha 2の際立った活躍が含まれており、22億ドル超を稼ぎ、本年世界1位および史上5位の映画となった。中国を除くと総増加率は約8%で、2023年から2024年の11%減を逆転させた。中国を除く国際興行収入は172億ドル(12%増)、中国を含むと246億ドル(16%増)に達した。
ディズニーは世界で65.8億ドルを記録し、スタジオランキング首位。うち国際40.8億ドルで、2019年以来最高の年となった。主要貢献作は、2025年最初の10億ドル超え作Lilo & Stitch(海外59.2%)と、先月それを抜いたZootopia 2。20th CenturyのAvatar: Fire and Ashは今週10億ドル突破予定。Warner Bros.は11作品で約44億ドル、Minecraft Movieが春の興行を牽引し、The Conjuring: Last Rites、Final Destination Bloodlines、Sinners、Weaponsなども含む。
ParamountのMission: Impossible — The Final Reckoningは世界で約6億ドル、うち67%が国際。UniversalはHow to Train Your Dragon(海外58.7%)、Jurassic World Rebirth(国際61%)、Wicked: For Goodで成功。Warner Bros.配給のAppleのF1はオフショア市場から70%。Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba – Infinity Castleなどのアニメ映画が世界トップ10入り。
中国の総興行収入は74億ドル(20%増)、うちNe Zha 2だけで30%。日本は現地通貨で35%増、Demon SlayerとChainsaw Man — The Movie: Reze Arcが牽引。英国は+2%で横ばい、Bridget Jones: Mad About the Boyが6300万ドル。フランスは13.6%減の13.6億ドル、ドイツは米ドルで10%増、地元ヒットDas Kanu des Manituが牽引。
国際幹部の一人は2025年を「やや失望」と評しつつ、2026年に楽観的で、「業界は皆2019年と比較する…が、あの入場者数に戻るかは分からない、消費習慣が変わったと思うから」と語った。ウィンドウ期間や習慣変化への懸念が続き、短いウィンドウが観客をホームビューイングへシフト。注目すべきは、2020年以来初のマーベル映画不在のグローバルトップ10で、Warner Bros./DCのSupermanが10位、国内依存が強い。