マイクロソフトは6月10日、Windows 11向けに6月の月例セキュリティ更新プログラムをリリースしました。このアップデートでは、低遅延プロファイルの導入やパフォーマンスの向上が図られており、合計206件のセキュリティ脆弱性も修正されています。
OSビルド26200.8655および26100.8655に対応するKB5094126と識別される本アップデートは、システム操作の高速化に重点を置いています。新しい低遅延プロファイルにより、スタートメニューやアプリなどを開く際にCPU速度が一時的にブーストされます。Windows検索は2文字入力した時点で結果を表示するようになり、Windowsストアからのアプリダウンロードも高速化されました。その他の機能として、2つのBluetoothヘッドフォンでのオーディオ共有、複数アプリでのカメラ同時利用のサポート、タスクマネージャーへのNPU監視ツール追加などが含まれます。また、マイクロソフトは深刻度9.8と評価されたカーネルレベルの重大なリモートコード実行の脆弱性に対処しました。同社は、AIツールを活用することで、より広範な規模で脆弱性の発見が可能になっていると述べています。