WWE所属のルードヴィヒ・カイザーは、4月にフロリダ州で発生した事件に関連し、軽暴行罪の起訴棄却を求める申し立てを行った。この申し立ては同州の正当防衛法(Stand Your Ground law)に基づいたものであり、事件当時のカイザー側の主張が提示されている。
本名マルセル・バーテル、リングネーム「エル・グランデ・アメリカーノ」として知られるルードヴィヒ・カイザーは、暴行の容疑で5月に逮捕された。事件はエレベーター内でのリチャード・リープとの口論に端を発している。カイザーの弁護団は公判前会議を前に申し立てを行い、リープが攻撃的な態度で近づき、カイザーのガールフレンドであるAAAインタビュアーのアンドレア・バザルテに対して侮辱的な発言をしたため、カイザーが自衛のために行動したと主張している。提出書類によると、二人が抱き合っていた際にリープが「その女にICE(移民関税執行局)を呼ぶ前に敬意を払え」と発言したとされる。カイザーは、リープが手を挙げて接近してきたため距離を取るために二度突き飛ばしたと主張しており、リープがソフトドリンクのボトルを投げつけた後、カイザーはそれ以上の反撃はしていないとしている。弁護側は、差し迫った不法な力による危害を防ぐために必要であると合理的に信じられる場合、武力の行使を容認するフロリダ州の正当防衛法に基づき、起訴の棄却を求めている。