ブラジル人歌手のアニッタが、4月11日に放送された米『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)に音楽ゲストとして初出演し、近日発売予定のアルバム『Equilibrium』から2曲を披露した。ステージではシャキーラとのコラボ曲がパフォーマンスされたほか、新曲の情熱的な歌唱も行われた。この日の司会はコールマン・ドミンゴが務めた。
本名ラリッサ・デ・マセド・マシャードとして知られるアニッタが、スタジオ8Hのステージに登場し、『サタデー・ナイト・ライブ』での初パフォーマンスを飾った。番組の冒頭では、木曜日にリリースされたばかりのシャキーラとのコラボ曲『Choka Choka』を披露。体にフィットしたブラウンの衣装に身を包んだアニッタは、ダンサーを従え、フラッシュライトが交錯する中でライブバンドをバックに力強いパフォーマンスを見せた。4月12日付のビルボード誌が報じたところによると、パフォーマンス中にはシャキーラのボーカルが流れたものの本人は登場せず、アニッタは笑顔を絶やさずエネルギッシュにステージをこなした。その後、アニッタは「いくつかの不満」を意味する楽曲『Várias Quejas』で再び登場。緑に囲まれたステージでパープルのドレスをまとった彼女は、ライブバンドの演奏に合わせ、情緒的で官能的なパフォーマンスを繰り広げた。4月16日にRepublic Recordsからリリースされるアニッタの7枚目のスタジオアルバム『Equilibrium』は、2部構成の全15曲で構成されている。第1部はポルトガル語で歌われ、ブラジルのサンバやファンク、アフリカ音楽の影響を受けたリズムが中心となっている。第2部には『Choka Choka』などが含まれ、主にスペイン語の楽曲で構成され、英語の曲や第1部の楽曲を再構築したものも収録される。本作は、2025年のグラミー賞で最優秀ラテン・ポップ・アルバム賞にノミネートされた2024年のアルバム『Funk Generation』に続く作品となる。アニッタは『ローリング・ストーン』誌に対し、『Equilibrium』を「ある種のアート的でオルタナティブなアルバム」と表現し、「ファンクだからラテン音楽のメインストリームではないし、英語圏のメインストリームでもない」と説明した。また、「誰かに勝とうとしたり、ランキングを気にしたりするのではなく、私は自分の仲間のために扉を開きたい」と付け加えた。リオデジャネイロ出身の33歳のアニッタは、『Envolver』などのヒット曲や数々の音楽フェスティバルへの出演を通じ、ブラジル音楽の世界進出を牽引し続けている。