テニス・オーストラリアは、混雑緩和を目的として、2027年の全豪オープンにおけるグラウンドパスの1日あたりの販売枚数に上限を設けると発表した。この措置はグランドスラム大会としては史上初となる。なお、パスの価格は49豪ドルのまま変更はない。
この決定は、2026年大会で過去最多となる136万8,043人の観客を記録し、大会初週に長蛇の列や会場の過密状態が発生したことを受けたものだ。
テニス・オーストラリアは、この上限設定により、ファンがアウターコートやファンビレッジ、大型スクリーンなど、会場内の様々な施設を快適に楽しめるようになると説明している。
グラウンドパスでは引き続きこれらのエリアに加え、ジョン・ケイン・アリーナの一部座席への入場が可能となる。他のメジャー大会で同様の1日あたりの販売制限を導入した例は存在しない。
全豪オープンは、1988年の開閉式屋根の導入や2021年の電子ラインコール導入など、革新的な取り組みを先駆けて行ってきた歴史がある。