ベリンダ・ベンチッチが、アマンダ・アニシモバを6-2、6-2のストレートで下し、マイアミ・オープンの準々決勝に進出した。試合はマッチポイントの最中に、2人の観客が席を立って退場しようとしたことで混乱が生じた。主審が仲裁に入ると、観客からはブーイングが起こった。
第12シードのベリンダ・ベンチッチは、3月24日にマイアミ・オープンのグランドスタンド・コートで行われた試合で、アマンダ・アニシモバを6-2、6-2で圧倒した。スイス出身のベンチッチは、14ゲームを通じて19本のウィナーを決め、ファーストサーブの成功率は87%、そのポイント獲得率は72%を記録した。力強いストロークでアニシモバを終始翻弄し、直接対決の成績を3勝2敗とした。これによりベンチッチは、WTA 1000大会で通算12回目の準々決勝進出を果たしたほか、マイアミでは4年ぶりにこのラウンドに到達した。次はコリ・ガウフと対戦する。試合の終盤、第2セットの5-2、ベンチッチが勝利をかけたサーブを打とうとした瞬間に緊張が走った。コート後方にいた2人の観客が立ち上がり退場しようとしたため、注目が集まったのだ。主審は試合を中断し、「ありがとうございます!私の右後ろにいる方、座るか、すぐに出て行ってください」と直接注意を促した。観客は速やかに退場したが、観客席からはタイミングの悪さに対する不満から大きなブーイングが上がった。特にアニシモバの支持者たちは苛立ちを隠せない様子だった。ベンチッチは冷静さを保ち、勝利を決めた。こうした妨害行為はテニス界では過去にも見られ、昨年の全米オープンにおけるジョーダン・トンプソン対コランタン・ムーテ戦での観客退場や、イタリア国際でのアレックス・デミノーを巡る衝突、さらに今年のマイアミ・オープンでのヤニック・シナーの試合などでも発生している。