水曜日、米国とイランが空爆を応酬し、ドナルド・トランプ大統領が停戦の終了を宣言したことを受け、ビットコインは6万2000ドル付近まで値を下げた。この動きは、原油価格が1バレル74ドルを超えて急騰したことに続いたもの。地政学的な緊張の再燃が、暗号資産を含むリスク資産の重荷となった。
米国のドナルド・トランプ大統領は、双方による攻撃の応酬を受け、イランとの覚書および停戦合意について「私に関する限り、それは終了した」と述べた。米中央軍はホルムズ海峡でイスラム革命防衛隊のボートを攻撃し、イランはこれに対しクウェートとバーレーンの標的を攻撃して応じた。
ビットコインは同セッション中に2%以上下落して6万2000ドル近辺で推移し、イーサリアムやその他の主要な暗号資産も同様の下落を見せた。WTI原油先物は5%以上上昇し、1バレル74ドルを超えた。
米国の現物ビットコインETFは3営業日連続で資金流入を記録し、3日間で合計約5億900万ドルに達したことで、ある程度の支えとなった。しかし、先物の建玉やレバレッジ指標は高止まりしており、市場はさらなるボラティリティにさらされている。
Marexのアナリストは、ビットコインデリバティブにおいて買いポジションが積み上がっていることを踏まえ、水曜日に発表される米連邦準備制度理事会(FRB)の6月会合の議事要旨が、変動のきっかけとなる可能性があると指摘した。