Blackmagic Designは、iOS向けアプリ「Blackmagic Camera」のバージョン3.3をリリースし、Apple Watch用コンパニオンアプリを追加した。このアップデートにより、ユーザーは手元でiPhoneのビデオ録画のリモート操作やモニタリングが可能になる。また、ライブ制作に向けたATEM Miniスイッチャーとの連携機能も備わっている。
Blackmagic Designは4月16日、iOS向け「Blackmagic Camera」の最新アップデートを発表し、個人クリエイターや放送関係者にとって同アプリの汎用性をさらに高めた。バージョン3.3では新たにApple Watch用コンパニオンアプリが導入され、Wi-Fi経由で自動接続することで、録画の開始・停止、ズーム、フレームレート、シャッタースピード、ホワイトバランス、ISOを手首の操作で行えるようになった。ライブ映像のプレビューも可能だが、画面サイズが小さいため厳密なフォーカス確認には限界があるものの、Vlog撮影やスタンドアップ撮影で三脚に固定したiPhoneを使用する場合には最適である。インストールはiPhone経由で行われ、範囲内であればApple Watchへ自動的に同期される。さらにBlackmagic Cameraは、ATEM Miniスイッチャーからの操作にも対応し、対応するiPhoneをライブスタジオ用カメラとして活用できるようになった。これにはHDMI出力、タイムコード、USB-Cポートを提供する「Blackmagic Camera ProDock for iPhone 17 Pro / iPhone 17 Pro Max」(420ドル)が必要となる。HDMIケーブル1本でスイッチャーに接続し、設定のリモート調整、録画トリガー、フォーカス、ズームの制御に加え、ライブ制作時の色合わせのためのDaVinciプライマリーカラーコレクションも可能となる。その他の機能として、ProDockのUSB-C経由でBlackmagicの「Focus Demand」および「Zoom Demand」コントローラーに対応し、三脚使用時のハンズフリー操作を実現した。また、ProRes RAWの安定化やバグ修正も含まれている。同アプリは引き続きApple App Storeから無料でダウンロード可能である。