「トータル・エクリプス・オブ・ザ・ハート」や「ヒーロー」などのヒット曲で知られるウェールズ出身の歌手、ボニー・タイラーさんが7月8日、ポルトガルのファロ近郊の病院で死去した。75歳だった。遺族が自身のウェブサイトおよびFacebookページで発表した。
タイラーさんは5月に緊急の腸の手術を受けて以来、入院生活を送っていた。医師によって人工昏睡状態に置かれ、2か月間集中治療室で治療を受けていた。遺族の声明によると、治療を受けていた病気の合併症により予期せず亡くなったという。
ウェールズのスキューエンでゲイナー・ホプキンスとして生まれたタイラーさんは、1970年代後半に「愛のゲーム(It’s a Heartache)」で名声を博した。1983年にソングライターのジム・スタインマンと制作したパワーバラード「トータル・エクリプス・オブ・ザ・ハート」は、ビルボード・ホット100で1位を獲得した。1984年には映画『フットルース』のサウンドトラックに収録された「ヒーロー」が、さらなる代表曲となった。
夫で不動産開発業者のロバート・サリバンさんが遺族として残された。サリバンさんのいとこにあたるキャサリン・ゼタ=ジョーンズはInstagramに追悼文を投稿し、タイラーさんを「並外れた女性であり、その歌声も素晴らしいものだった。これまでに出会った中で最も面白い人の一人」と評した。