ブラジルのパラナ州で今週、10頭の乳牛がトークン化され、証券取引所B3で約2万ドル相当の融資の担保として活用された。この試験的プロジェクトでは、Cowmedの首輪から得られる暗号化データを使用して、家畜のデジタルIDを作成している。
これらの牛には健康状態、行動、位置情報などのデータが記録されており、検証可能な担保として機能する。この手法は、家畜を所有しているものの、従来の銀行融資に必要な土地所有権を持たない農家を支援することを目的としている。
世界の中小企業における資金調達ギャップは5.7兆ドルから8兆ドルに達している。ブラジルでのこの試験運用は、こうした仕組みが小規模なレベルで機能することを示している。
エチオピア、ナイジェリア、ケニア、パキスタンでも同様の登録制度が存在する。これらのシステムは家畜を資産として記録しているものの、より広範な利用には、保険や健康データとのさらなる連携が必要となっている。