4月15日、広州市で第139回広州交易会が開幕した。中東情勢の緊張による渡航への影響にもかかわらず、過去最大規模となった。今回は3万2000社以上の企業、7万5700のブースが出展し、展示面積は155万平方メートルに及ぶ。輸出業者は、地政学的リスクが欧州や新興市場に及ぼす影響について懸念を表明している。
中国の製造拠点である広州市で水曜日、第139回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が開幕した。主催者の発表によると、展示面積は155万平方メートル、ブース数は7万5700、出展企業は3万2000社を超え、そのうち約3900社が初出展となるなど、記録的な規模となった。5月5日まで3つのフェーズに分けて3週間開催されるこのイベントは、中国の輸出動向を占う指標となっている。
中東情勢の緊張が高まる中での開幕となった。広東省中山市の照明器具輸出業者であるジェイソン・タン氏は、渡航の混乱が出席者に影響を及ぼしていると語った。「中東経由の路線の減便や価格高騰は、中東のバイヤーを制限しただけでなく、乗り継ぎの問題によって欧州やアジアの一部の顧客にも影響を与えている」と彼は述べた。
輸出業者は近年、関税の脅威を受けて米国市場への依存度を減らし、欧州や新興市場への転換を図ってきた。しかし彼らは、航空路の混乱やエネルギー価格の上昇によるインフレなど、中東のリスクがこれらの市場の脆弱性を露呈させていると指摘している。
今回の交易会では初めて、商用および農業用ドローン専用の展示エリアが設けられた。ここでは、飛行制御やAIによる障害物回避、新エネルギーシステムにおける進歩が紹介されており、観光や農業、災害対応などの分野での活用が期待されている。