ミュンヘンで開催されたBMWオープン・バイ・ビットパンダのベスト32で、フランシスコ・セルンドロがスポーツマンシップを発揮した。スミット・ナガルとの対戦中、ビデオ判定でナガルのサーブがアウトと判明したにもかかわらず、セルンドロはナガルにファーストサーブのやり直しを認めた。この振る舞いに会場からは大きな拍手が送られた。
BMWオープン・バイ・ビットパンダのベスト32、第2セットでセルンドロが2-0とリードしていた場面でのことだった。スミット・ナガルがサーブを打とうとした際、主審がアウトをコールしたが、セルンドロはボールの跡を確認し、インだったと主張してナガルにポイントを与えた(2026年4月13日のTennis TVの投稿より)。その後、ナガルがビデオ判定を要求したところ、実際にはボールがアウトであったことが判明し、判定が覆った。それにもかかわらず、セルンドロは自身の意思を貫き、ナガルにファーストサーブのやり直しを認めた。この誠実な対応に、ミュンヘンの観客からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。この出来事は、テニス界における誠実さがいかに重んじられているかを浮き彫りにした。試合はその後、セルンドロが6-2、6-2で圧倒。ファーストサーブのポイント獲得率75%を記録し、10回のブレークチャンスのうち4回をものにして次戦へと駒を進めた。このような瞬間は、勝利よりも誠実さを優先するテニス界のフェアプレーの伝統を如実に示している。