エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)の新たな分析によると、中国ではエネルギー需要が増加しているにもかかわらず、硬直的な送電網管理が原因で風力および太陽光発電の出力抑制(廃棄)が生じていることが明らかになった。
2026年第1四半期の中国のエネルギー需要は増加した。同報告書によると、中国は拡大する風力・太陽光発電の容量をこの需要を満たすために活用するのではなく、化石燃料に頼った。6月4日にCarbon Brief向けに発表されたエネルギー・クリーンエア研究センターの分析では、再生可能エネルギーの出力抑制はベースロード電源として石炭に依存していることが原因であると指摘されている。また、このアプローチを改善していれば、フランスの電力需要に相当する電力を賄えていた可能性があると述べた。報告書はさらに、ホルムズ海峡の危機を受けて中国がクリーンエネルギーを通じたエネルギー安全保障への注力を強めている一方で、電力システムがその変化に対応できておらず、石炭とガスの需要増加を招いてエネルギーリスクにさらされていると付け加えた。