政府データの分析によると、5月の米国において太陽光エネルギーによる発電量が石炭火力を上回った。この節目は、連邦政府の政策が転換する中でも再生可能エネルギーが急速に成長していることを示している。
Emberの分析によると、5月の全米発電量に占める割合は、太陽光が12.8%、石炭が12.2%となった。太陽光が石炭を上回ったのは記録上初めてのことである。5年前、太陽光のシェアは現在の半分以下であり、石炭は20%を占めていた。Emberの上級データアナリストであるニコラス・フルガム氏は、この変化は太陽光がニッチなエネルギー源から、3番目に大きく、かつ最も急成長している電源へと移行していることを示していると指摘した。また、テキサス州からカリフォルニア州に至るまで、高まる需要を満たすために太陽光発電に注力していると述べた。このデータが明らかになった同じ月、トランプ政権は石炭産業への投資として7億ドルの資金提供を発表しており、これには国内で13年ぶりとなる新しい石炭火力発電所への支援も含まれている。トランプ大統領はこの措置を、「クリーン・コール」によってエネルギー価格を引き下げる歴史的な行動であると説明した。石炭火力による発電量は4月の過去最低水準からわずかに上昇したが、長期的には減少傾向にある。専門家は、2025年は2024年に比べて落ち込みが見込まれるものの、太陽光発電の設備導入は今後も拡大し続けると予想している。