クリストファー・ノーラン監督が、ラスベガスで開催されたCinemaConで、次回作『The Odyssey』の独占映像を披露した。会場では、トロイの木馬による襲撃の緊迫したシーンが上映され、興行主たちからスタンディングオベーションが沸き起こった。ノーラン監督は、本作を全編IMAXカメラで撮影した長年の悲願のプロジェクトであると語った。
火曜日、ユニバーサル・ピクチャーズのCinemaConプレゼンテーションにおいて、クリストファー・ノーラン監督がコロシアムのステージに登壇し、観客からスタンディングオベーションで迎えられた。監督は豪華キャストについて、「誰が出演していないかを教える方が早いでしょう。全員を連れてきたかったのですが、これほど並外れた才能が一堂に会すればステージが崩壊してしまう」とジョークを飛ばした。監督は本作の普遍的な魅力について、「『オデュッセイア』は3000年にわたって世代を超えて人々を魅了し続けてきた物語です。これは単なる物語ではなく、『物語』そのものなのです」と強調した。また、本作が家族と帰還をテーマにしているとし、オデュッセウス役にマット・デイモン、テレマコス役にトム・ホランド、ペネロペ役にアン・ハサウェイを起用したことを明かした。その他のキャストには、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、コスモ・ジャーヴィス、マイケル・ヴラミス、イド・ゴールドバーグらが名を連ねている。独占映像では、海岸でシャツを脱いだオデュッセウスが自身の過去について「トロイア以前のことは何も思い出せない。妻はいたのか?子供は?息子がいれば、今は何歳になっているのか?」と自問自答する姿が映し出された。さらに、シャーリーズ・セロン演じるカリュプソとの交流や、トロイア人が木馬を城内へ引き入れた後にオデュッセウスやメネラーオス率いるギリシャ軍が飛び出し、トロイを略奪する襲撃シーンも描かれた。『オプペンハイマー』で作品賞と監督賞を受賞したノーラン監督は、『The Odyssey』を「最も長年抱き続けてきた野望」であり、全編をIMAXカメラで撮影した初の作品であると語った。また、撮影については「あらゆる意味で、撮影するのはまさに悪夢だった」と振り返り、完成間近であることを示唆した。2024年12月に初めて発表され、妻のエマ・トーマスと共にプロデュースする本作は、7月17日にIMAXで公開予定である。