16世紀スコットランド発祥のカーリングは、2月4日からイタリアで始まる2026年冬季五輪の目玉となる。「氷上のチェス」として知られ、重い花崗岩ストーンをターゲットに向かって滑らせながら氷をスイープする精密さ、戦略、運動能力を組み合わせたスポーツだ。米国ローカルクラブが競技前に興奮を高める短期講座を提供している。
カーリングの起源は1500年代のスコットランドに遡り、凍った池の上で岩を滑らせる人々を描いた絵画が存在する。1924年のオリンピックで初登場したが、公式種目となったのは1998年の長野大会からだ。このスポーツは繊細さと真剣な努力を要し、スイープで1時間あたり最大500カロリーを消費する。 プレーでは、4人ずつの2チームが交互に、希少なスコットランド産花崗岩で作られた17~20kgのストーンを、44.5mのテクスチャー付き氷のシート上でハウス(4つの同心円からなるターゲットエリア)に向かってスライドさせる。各チームはエンド(野球のイニングに相当)ごとに8個のストーンを投げ、トーナメント戦では10エンド行う。投手は回転をかけてストーンをリリースし、チームメイトが箒で激しくスイープして速度と方向を制御、氷を滑らかにしてボタン(ハウスの中心)近くへ導く。 スコアリングは、ハウス内の相手ストーンよりボタンに近いストーンを持つチームにポイント。エンドごとに1チームのみ得点し、最大8点(「スノーマン」)が可能で、全ストーンが相手を上回る場合だ。戦略には相手ストーンを弾き飛ばすか、ガードで自軍を守るなどがある。 カーリングの精神はスポーツマンシップを重視し、選手が自らルール違反を報告し、勝者は伝統的に敗者にドリンクをおごる。ワールドカーリング連盟は「カーラーは勝つためにプレーするが、相手を屈辱的にしない」と述べる。 五輪を前に、ラスベガスのCurlVegasやマサチューセッツ州ウェイランドのBroomstones Curling Clubなどがセッションを開催。CurlVegasのブラッド・ウィットロック社長は「精密さと身体的努力の融合」を強調し、1時間の体験や90分レッスン(ミニ大会で終了)、観戦パーティーを提供している。