女優のシンシア・ニクソン氏が、ニューヨーク州のローワン・ウィルソン首席判事により司法指名委員会の委員に任命された。同委員会は州最高裁判所の判事候補を推薦する機関であり、ニクソン氏に法務の経歴はない。
ニューヨーク州のローワン・ウィルソン首席判事は、控訴裁判所の判事候補を選考する委員会にニクソン氏を任命した。州憲法に基づき、知事は同委員会が作成したリストの中から候補者を選出する必要がある。
ニクソン氏は2018年に州知事選に出馬したほか、昨年にはニューヨーク市長選においてゾーラン・マムダニ氏への支持を表明している。また、自身をトランスジェンダー男性の誇り高い母親であると公言し、トランスジェンダーに関する課題を訴える集会で演説を行ってきた。
元検察官のサリタ・コマティレッディ氏は、今回の任命は誤ったメッセージを送るものだと指摘した。同氏は、ニューヨーク州民は司法の選考過程において政治的な影響力よりも、より安全な街づくりや制度への信頼強化を求めていると述べている。