トランプ大統領は、退任するトゥルシー・ギャバード長官の後任として、元米国証券取引委員会(SEC)委員長のジェイ・クレイトン氏を国家情報長官に指名した。今回の人事発表は、暫定的な指名を巡る議論の末に行われた。
トランプ氏は木曜日、自身のSNS「Truth Social」を通じて指名を発表した。クレイトン氏について法曹界で高く評価されている人物だと述べ、上院に対し速やかな承認を求めた。クレイトン氏は現在、ニューヨーク州南部地区連邦検事補を務めており、2017年から2020年まではSECの委員長を務めた経歴を持つ。
ギャバード氏は6月末で退任する予定である。退任の理由として、夫が希少な骨がんの治療を受けていることを挙げている。
今回の指名に先立ち、トランプ氏はビル・パルテ氏を長官代行に指名していた。しかし、パルテ氏には国家安全保障の経験がないことや、インテリジェンスの不適切な利用に対する懸念から、民主党を中心に批判が噴出していた。この反発が影響し、下院では外国情報監視法(FISA)第702条の期限が金曜日に切れる前に延長を行うことができなかった。議会は6月22日の週に再開される予定である。
クレイトン氏が正式な長官に就任するには、上院の承認が必要となる。