トランプ大統領は、元オクラホマ州警察官で海兵隊出身のランス・シュロイヤー氏を米移民税関捜査局(ICE)の長官に指名した。同局を巡っては数カ月にわたり厳しい目が向けられており、今回の指名は前長官代行の辞任を受けたものとなる。
トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」で指名を発表し、シュロイヤー氏を「真の現場経験を持つ愛国者」であり、ICEの職員を大切にする人物だと称賛した。シュロイヤー氏は現在、マークウェイン・マリン国土安全保障長官の上級顧問を務めており、移民法執行の調整を担当している。マリン氏はX(旧Twitter)で今回の選出を評価し、同氏が29年以上にわたる法執行経験を持つことを強調した。また、同氏は現政権の移民政策目標を遂行するため、上院による迅速な承認を求めた。ICEではオバマ政権時代以降、上院の承認を受けた正式な長官が不在の状況が続いている。トッド・ライオンズ前長官代行が5月末に辞任し、6月からはデビッド・ベンチュレラ氏が代行として局の指揮を執っている。