インディーフォークバンドDaughterは、2枚目のアルバム『Not To Disappear』の10周年を記念して未発表曲をリリースした。『Not Enough』というタイトルのこのトラックは、アルバムのセッション中に書かれたが最終カットされたもの。バンドは昨年11月にロンドンで新バージョンを録音した。
インディーフォークのトリオ、Daughter(エレナ・トンヌラ、イゴール・ハフェリ、レミ・アウイジェラからなる)は、10年前に4ADから2枚目のスタジオアルバム『Not To Disappear』をリリースした。この節目を記念して、バンドはオリジナル録音セッション中に書き、仮録音したものの最終的に収録されなかった未発表曲『Not Enough』を公開した。 新バージョンとなる『Not Enough』は、『Not To Disappear』のプロデュースも手がけたハフェリが制作した。2025年11月にロンドンのスタジオでメンバー全員が集まって録音され、メンバーが今は離れた場所に住み、最近の作品の多くをリモートで制作している中で、バンドの初期の共同作業の精神を呼び起こすものとなっている。 曲は温かくテクスチャー豊かなサウンドとトンヌラの穏やかなボーカルが特徴で、歌詞には「We have a void, it’s like a vortex in our chest / That’s what you said, do yourself a favour / Pull yourself out of it, out of each other / Because it’s not enough.」が含まれる。 バンドの声明では、「『Not Enough』は『Not To Disappear』に収まる場所が見つからなかったが、いつも好きだった – ライブで数回演奏した後、ハードディスクに埋もれたデモに戻った。このアルバムの10周年を機に、当時の未完の糸を再訪したかった」と振り返り、最近のセッションは「昔のような感じだった」と付け加えた。 リリース当時、NMEは『Not To Disappear』に4つ星をつけ、バンドのデビュー作『If You Leave』に比べて力強さと自信を称賛し、オープニング曲「New Ways」のうねるギターやパンチの効いたドラムなどを指摘した。以降、Daughterは2023年の『Stereo Mind Game』のみをリリースし、人間関係を探求した繊細なサウンドスケープでNMEから再び4つ星を獲得。トンヌラは2018年にEx:Re名義でソロデビューし、2021年には12弦アンサンブルによる再解釈版を発表した。