元Palma Violetsのフロントマン、チリ・ジェッソンによる新プロジェクトDead Dads Clubが、2026年5月に英国各地を回るヘッドラインツアーの開催を発表した。同バンドは1月にFiction Recordsからセルフタイトルのデビューアルバムをリリースしており、チケットは現在発売中。
Dead Dads Clubは、Fontaines D.C.のギタリストであるカルロス・オコンネルがプロデュースしたデビューアルバムの1月のリリースを受け、今回のツアーを発表した。このアルバムは、14歳の時に薬物中毒で父親を亡くしたジェッソン自身の経験をもとに、悲しみや喪失といったテーマを探求している。これは、Palma Violetsの2013年のデビュー、短期間のプロジェクトであったCrewel Intentions、そして2023年にオコンネルと出会うきっかけとなったFontaines D.C.とのライブパフォーマンスを含むソロ活動を経て、ジェッソンが音楽シーンへ復帰したことを示す作品である。ジェッソンはNMEに対し、このレコードは解釈の幅が広いものだと語っている。「このレコードの歌詞は、僕にとっての非常に特殊な時期として解釈することもできるし、あるいは一般的な喪失感として受け取ることもできる。15歳の頃から書きたいと思っていたアルバムだったが、それを表現する能力がなかった。以前は、このテーマについて話すことは全くなかった。ずっと頑なに心を閉ざしていたんだ」と彼は述べた。また、最近同じテーマで詩集を出版した姉のジョージー・ジェッソンの存在も、彼に影響を与えたという。ツアーは5月12日のバーミンガムのSunflower Loungeを皮切りに、5月13日にカーディフのClwb Ifor Bach、5月14日にブライトンのThe Great Escape、5月15日にノリッジのVoodoo Daddy’s、5月19日にロンドンのCamden Assembly、5月20日にベッドフォードのEsquires、5月21日にリバプールのRough Tradeで行われ、5月22日のサウサンプトンのZeroxで最終日を迎える。NMEは同アルバムに4つ星を与え、ジェッソンが個人的な内省を通じて自らの音楽的な方向性を見出したと評価している。