フランスの音楽ストリーミングサービスDeezerは、不正な再生のために使用されるAI生成楽曲を削除すると発表した。同社によると、現在アップロードされる楽曲の半数以上が人工知能によって作成されているという。
Deezerは火曜日、不正な再生に利用されるAI生成楽曲を削除すると発表した。また、6か月以上再生されていない楽曲についても削除を行う。
同サービスには毎日約9万曲の完全なAI生成楽曲が寄せられている。昨年、同社はプラットフォーム上で1340万曲以上のAI楽曲を特定した。AIが完全に生成した楽曲の再生数は全体の1%から3%にとどまるが、その85%が不正なものだった。
Deezerは、操作されたと判断した再生に対して著作権料を支払っていない。2025年6月、同社はAIを含むアルバムにタグ付けを開始し、そうした楽曲をアルゴリズムや編集による推奨から除外する措置を講じた。
DeezerのCEOであるAlexis Lanternier氏は、同社はアーティストを保護し、ファンが真に愛する音楽に焦点を当て続けるよう努めていると述べた。同氏は、健全な音楽エコシステムのために業界全体で共有基準を策定するよう呼びかけた。