テレーザ・ラサロ外務次官は、7月20日にアユンギン礁で発生した中国海警局によるフィリピン海軍要員への攻撃について、中国の王毅外相に対し強く抗議した。
ラサロ氏はASEAN閣僚会議の傍らで王氏と会談した。彼女は、パナタグ礁(スカボロー礁)に残存する施設の撤去を中国に求める従来の立場を改めて強調した。
BRPシエラ・マドレに乗船していたフィリピン海軍の要員が、中国海警局の隊員によって頭部を殴打され負傷した。フィリピン沿岸警備隊によると、中国海警局は負傷した要員2名の搬送を妨害したという。
ギルベルト・テオドロ国防相は、マルコス大統領が黄渓連駐フィリピン中国大使をマラカニアン宮殿に召喚し、抗議の意を伝えたと述べた。大統領府当局者は、この会談はアユンギンでの事件以前から予定されていたものだと説明した。黄氏は協議を建設的なものだったと評した。
アントニオ・カルピオ元最高裁判事は、中国側が事前の通知や協議なしにシエラ・マドレへの補給を制限する合意があったと公表したことについて言及した。テオドロ氏は、そのような合意については一切関知していないと述べた。外務省は現時点でコメントしていない。