フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、同隊による監視活動を「宣伝活動」であるとした中国側の主張を退けました。関係当局によると、5月16日にパグアサ島付近で無許可の調査を行っていた中国の調査船に対し、航空機を派遣して対応にあたりました。
フィリピン沿岸警備隊のジェイ・タリエラ報道官は5月18日、これらの巡視活動は国連海洋法条約に基づく同国の主権的権利の一環であると明言しました。同報道官は、中国の調査船「向陽紅33」が2隻の沿岸警備船に護衛されながら、パグアサ島の領海内にあるCay-2およびCay-3に人員を上陸させたと報告しました。
さらにタリエラ氏は、サンディ・ケイ3および4の周辺で20隻の中国海上民兵船を確認したと付け加えました。同氏は、これらの一連の活動をフィリピン側の同意を得ていない違法な海洋科学調査であるとし、無線を通じて複数回にわたり活動の中止を要求したと述べました。
PCGのロニー・ギル・ガバン司令官は、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の指示に基づき、同海域の防衛に引き続き断固として取り組む方針を確認しました。監視活動は、当該調査船が西フィリピン海に進入した4月18日から開始されています。