ギルベルト・テオドロ国防長官は、フィリピンが西フィリピン海のパナタグ礁において中国が建造物を設置したとの報告を調査していると述べた。同海域は引き続きフィリピン軍によって厳重に監視されている。
テオドロ氏は、シンガポールで開催された2026年シャングリラ対話の傍らでこの件に言及した。同氏は当該情報を未確認のものであるとし、同礁は現在も動的に変化しており、継続的な観察対象であると指摘した。5月19日から25日にかけて、フィリピン軍(AFP)は西フィリピン海の4地点で計36隻の中国船舶を確認した。そのうち10隻の中国人民解放軍海軍艦艇と9隻の中国海警局船を含む19隻がパナタグ礁付近に滞留していた。AFPのロイ・ヴィンセント・トリニダード報道官は、中国による継続的なプレゼンスは状況を既成事実化するための戦略の一環であると述べた。同氏は、同海域を自然保護区と宣言する北京の主張を違法かつ虚偽であると非難した。さらにテオドロ氏は、フィリピンは中国国民に対して何ら問題はないとし、困難な点は独自のルールで行動し国際社会の声を無視する中国政府にあると付け加えた。