南シナ海問題を専門とする中国の呉士存氏は、外部勢力による選択の余地がない状況に追い込まれれば、中国政府がスカボロー礁に固定施設を建設する可能性は排除できないと述べた。
呉士存氏は、中国の国家南海研究院の創設理事長であり、華陽海洋合作与治理論壇の理事長を務めている。同氏はサウスチャイナ・モーニング・ポストのインタビューの中でこのように述べた。呉氏は、フィリピンが「断固とした透明性」戦略の一環として、中国による封鎖や放水銃の使用を伴う対立の様子を文書化・公表し、世界に対して中国がいじめを行っているという認識を広めようとしていると指摘した。さらに同氏は、2023年以降、フィリピンは故意に仁愛礁周辺海域へ侵入し、遮断行動を誘発することで、議会からより多くの沿岸警備隊予算を獲得しようとしていると付け加えた。