Doja Catは3月28日、ニューヨークのダウンタウンにあるRoll & Hillにて「2026 Vogue Vintage Market」を開催した。会場ではeBayやセレブリティのクローゼットから集められたアーカイブファッションアイテムが販売され、多くの来場者で賑わった。Emma ChamberlainやPaloma ElsesserといったVIPがキュレーションしたセクションも展開され、活気あふれる雰囲気の中、商品が次々と売れていった。純益はCFDA/Vogue Fashion FundおよびNewYork-PresbyterianのCenter for Youth Mental Healthに寄付される。
3月28日の正午に行われたVogue Vintage Marketのオープン前、ニューヨークのSoHoにあるRoll & Hillの外には、ファッション愛好家たちの長い行列ができた。午前10時からのVIP先行入場には、Jennifer Meertensのように午前8時20分から並ぶ熱心な来場者もいた。2度目の参加となるMeertensは、以前に2005年のMichael Korsのスーツを見つけた経験から、今回は70年代風のオレンジとブルーのMiu Miuのロングコートなどを探していた。ロサンゼルスから来たヴィンテージ販売者のJohnny ValenciaとPriscilla Yaelは、ロサンゼルスに持ち帰るための靴やジュエリー、Chanelのアイテムに狙いを定めていた。ファッション専攻の学生であるEllie Warnkeは、全身eBayで購入した服で身を包み、ワードローブを充実させるためにBalenciagaやDolce & Gabbanaのアイテムを探していた。行列自体がストリートスタイルの見本市のようになり、大胆なファッションに身を包んだ参加者たちが、まるでランウェイのように会場を彩った。3フロアにわたる会場内では、Vogue誌4月号の表紙を飾ったDoja Catが、共同ホストのChamberlainやElsesserと共に買い物を楽しんだ。Dojaはブローチや赤いGucciのミュールなどを手にとり、自身のスタイルを「YSL風(giving YSL)」と評した。ChamberlainはSandroのクロップドジャケットを着用し、ブランド名よりも「バイブス」を重視すると語った。Tom Ford時代のGucciとJunya Watanabeを身にまとったElsesserは、Miu Miuの帽子を薦めつつ、自身は黒のPradaのブリーフとMartin Margielaの1990年代後半のコレクションからタンクトップを購入した。「Margielaのフラットコレクションを収集しているの」と彼女は語った。ハイライトとして、Alexis Novakが試着した1953年のMadame Grèsのガウン、Anna Wintourのワードローブから出品されたアイテム、編集者たちに人気のCharvetのシャツ、そして即完売したGQのRaf SimonsによるCALVIN KLEINのジャケットなどが注目を集めた。Elsa PerettiのTiffanyのボウルやMuranoガラスなどのインテリアグッズも人気を博した。前夜にはChloe Malle、Alex Consani、Elsesserが共同ホストを務めるプレビューパーティーが開催され、ChanelのクチュールやDoja Catの愛用品であるヴィンテージのDiorのサングラスなどが先行販売された。Dojaは自身の表紙撮影について「本当に大きな出来事だった」と振り返り、地毛で撮影に臨めたことを喜んだ。Chamberlainはスカートのコレクションを増やすことを目指し、Elsesserは循環型ファッションにおけるeBayの役割を称賛した。商品が売れるたびにラックには新たなアイテムが補充され、ファッションとメンタルヘルス支援のためのイベントは終始活況を呈した。