元CNNアンカーのドン・レモンは、ミネソタ州の教会礼拝を妨害した抗議に関連した逮捕後、発言を続けることを誓った。彼と同僚記者ジョージア・フォートは連邦起訴に直面しているが、ICE反対デモを報道していただけだと主張。この事件は報道の自由と宗教の権利をめぐる議論を呼んでいる。
事件は2026年1月初旬、ミネソタ州セントポールのCities Churchで発生した。同教会の牧師は米移民税関執行局(ICE)の職員である。抗議者らが日曜礼拝を中断させたため、独立系記者ドン・レモンとジョージア・フォートに連邦起訴が下された。レモン元CNNアンカーとミネソタ州記者フォートは2026年1月30日、ロサンゼルス連邦裁判所の外で連邦拘束から釈放された。両者はICE反対抗議を取材するためだけに居合わせたと主張。ビデオ映像では入場前にレモンが抗議者らと話し合う様子が映っているが、本人は報道以上の関与を否定している。連邦大陪審は、レモンが「最初の扇動者の波」と共に教会に入り、座席通路を占拠し、チャント、叫び声を上げて移動を妨げ、「会衆を抑圧し脅迫し威嚇した」として十分な根拠があると起訴。しかし、連邦地区裁判官は当初証拠不足を理由にレモンの逮捕承認を拒否、ミネソタ州連邦控訴裁判所長官も検察の控訴を棄却し、「犯罪行為の証拠はない」と述べた。YouTube番組でレモンは「そんなことさえ心配してないよ」と宣言、「黙らされるものか」と付け加え、「待ってろよ」とさらに強気な姿勢を約束した。フォートはCNNのアンダーソン・クーパーに対し、逮捕は記者らに「ぞっとするメッセージ」を送るとし、「地域コミュニティの物語を伝え続けます」と語った。ABC『This Week』日曜インタビューで副司法長官トッド・ブランシュは起訴を擁護、控訴裁判所と大陪審が明確な根拠を認めたと指摘。礼拝妨害は宗教の自由行使を定める憲法修正第1条に違反し、レモンの行動が「独立系報道」か疑問だと主張した。トランプ大統領はエアフォースワン上でレモンを「クズ」「落ちぶれ」と非難したが、逮捕の事前知識はないとした。両者の弁護団は強力な弁護を誓い、レモン弁護人のアベ・ロウェルは「憲法修正第1条への前代未聞の攻撃」と批判。相反する司法判断は報道保護と公共秩序の間の緊張を浮き彫りにしている。